健康コラム

パンプスとダンス(外反母趾と姿勢)
ねこやの店主、こと、ねこやあるじです。 パンプスやハイヒールで足を痛めている女性は多いかと存じます。 靴擦れ、疲れ、さらには外反母趾などなど……。 ねこやにいらっしゃる方にも、 「外反母趾なので、指には触らないでくださいね」 と、あきらめたような表情でお話になられる方はけっこういらっしゃいます。 足の甲~脛にかけて揉みほぐしますと、指の反り返り的緊張が和らぐ方が多いのは、ちょっとしたテクニック。 さて、フォーマルな場でのパンプスやヒール靴。 洋服の本場、欧米では、日本と前提がちょっと違います。 欧米では、女性の社交界デビューは、舞踏会だからです。 舞踏会で綺麗に踊るために、普段からダンスやバレエに精を出します。 要するに、あの靴で踊りまわる練習をさんざっぱらして、デビューするわけです。 バレエはあのつま先立ちで踊るのが基本ですから、ハイヒールの高さがあっても、休むときのつっかえ棒レベルに思えますね。 さらに、訪問先で靴を脱ぐことがないので、靴を素足で履く方が多いのも特徴です。 ストッキングは靴ずれがおきにくい反面、足裏がすべるので、踏ん張りが利きません。 足型が合って、履きなれている靴なら、素足のほうが歩くには楽かと思います。 とはいえ、日本だと素足で相手宅に上がるのは失礼という文化……難しいところです。 ほんと、どうすればいいんでしょうね。 ほぐし処 ねこや 住所 〒277-0042 千葉県柏市逆井 4-24-36 アクセス 逆井駅より徒歩9分 電話番号 04-7113-4346(営業日の9:30~20:00) 営業時間 火~金 10:00~17:00 (完全予約制) 土 10:00~20:00 日 14:00~20:00 定休日 第一土、月祝 当店facebookはこちら↓ http://bit.ly/1TqmW8d

肩を引っ張るあちこち(肩こり)
空気が冷えてきまして、肩をすくめて歩く日が増えてきましたね。 不意の寒風に、肩や首がつらくなりがちな季節です。 北海道育ちの店主も、長袖を着るようになりました。 肩がおつらい方を揉んでいますと、意外な場所に力が入っていらっしゃることがよくあります。 頭の後ろ側。二の腕。体の脇全体。鎖骨周り。 全て、肩周りを引っ張る筋肉の付け根です。 このように、「肩がつらい」といっても、お一人お一人、力が入っている場所が違います。 なので、店主はいつも、最初にお体を触らせていただいてから、揉む順番や方法を組んでおります。 ご来店される方のお体が、長く楽でありますように。 ほぐし処 ねこや 住所 〒277-0042 千葉県柏市逆井 4-24-36 アクセス 逆井駅より徒歩9分 電話番号 04-7113-4346(平日9:30~20:00) 営業時間 月~土 10:00~17:00(完全予約制) 定休日 第一土、日祝 (ほかに不定休あり) 当店facebookはこちら http://bit.ly/1TqmW8d

間質という空間と、揉みほぐしの感触
今年三月末に、人体に新しい発見(?)があったことを、ご存知でしょうか? 「体中の皮膚の下にある密度の高い結合組織」だと思われていた『間質』という場所が、「液体を運ぶ」「衝撃を吸収する」という役目を持つ「器官」であることを発見した、と、3月27日付けのScientific Reportsにて、ニューヨーク大学などを含む研究チームが発表したのです。 記事は多数ですが、代表としてWIREDの記事をリンクしております⇒こちらです。 この『間質』、リンパ液がリンパ管に引き込まれるまでの通路やクッションとしての役割がすでにわかっていましたが、あちこちにちょっとある隙間、であって、つながって何かの役割を果たしている、とは思われていなかったのです。 『なぜ今まで気づかなかったの?』とおっしゃる方も多いかと思われます。 気づかなかった理由の一つには、店主、なんとなく心あたりがございます。 実は、この数十年で画像診断装置や電子顕微鏡が進化するまでは、理科の実験で使うような顕微鏡で人体のかけらを眺めておりました。 顕微鏡用の標本を作るときには、「脱水操作」という、組織から水分を抜いて他の液体に入れ替える過程が不可欠です。 このときに、水分が大半を占める『間質』は潰れたり崩れたりしてしまって、元の形が残らなかったんだろうな、と。 昔、薬剤臭に鼻をつまみながら検体標本を作ったことがある身としては、苦笑するしかない話でした。 店主は、この発表を知って、やっと自分が触ってきた謎をとく手がかりがつかめました。 大きな血管やリンパ管が無い場所のはずなのに、『とくとくっ』と流れる液体の感触。 流れる感触があった直後、お客様の身体の力が、ふっと緩むのです。 だからこそ、動脈の脈動とは違う、でも、何かが動いている、という確信があります。 しかし、解剖学上では体表リンパと循環器以外での液体の流れはない、と言われていました。 何かがあるとわかっていながらうまく説明できず、じたじたとしておりました。 間質の話があって、やっと合理的な説明ができるようになり、そこから一ヶ月かけてレポートを書き上げ、伝を頼ってお医者様にお渡ししました。 話を聞きたい、という方がいらっしゃるならば、レポートも差し上げますし、話すこともいたします。 一介のセラピストである店主だけではデータを取れず、纏め上げることができません。 話を聞いて、一緒に研究してくださる方、どうかお声をおかけください。よろしくお願いいたします。 ほぐし処 ねこや 住所 〒277-0042 千葉県柏市逆井 4-24-36 アクセス 逆井駅より徒歩9分 電話番号 04-7113-4346(平日9:30~20:00) 営業時間 月~土 10:00~17:00(完全予約制) 定休日 第一土、日祝 (ほかに不定休あり) 当店facebookはこちら http://bit.ly/1TqmW8d

やっと見つけたセルフほぐし
店主、昔から体全体がこわばっておりました。 健康診断で心電図を取るときに、必ず「力を抜いて下さい」と言われ、抜いているつもりでもダメ出しされ、筋電位除去のフィルターを使われました。 頭のたんこぶや腰の怪我跡をもみほぐした今も、手足からなかなか力が抜けません。 ストレッチでは伸びず、一部をほぐしてみてもすぐ固くなる。 お客様をほぐせるのに、自分がどうにもならなくて、ジタジタしておりました。 体の仕組みを考えつつ、あれこれ試してみて。 やっと、手がかりを見つけました。 ほぐしたい場所を掴んで固定。 そこから末端のところを、ひねるように動かす。 痛みがでない程度にです。無理をしても炎症を起こすだけで、いいことはありません。 外側と内側の筋肉を違う動きができるように、外から力を加えてサポートするのです。 これで右腕はかなり楽になりましたが、左は手首がなかなかひねりづらい。昔、左手首をひどく捻挫したからかもしれません。 怪我で固くなったところは、じっくりほぐしていきつつ、全体はひねりのストレッチ+αで手早く。 体が楽になっていくのが嬉しいです。 ほぐし処 ねこや 住所 〒277-0042 千葉県柏市逆井 4-24-36 アクセス 逆井駅より徒歩9分 電話番号 04-7113-4346(平日9:30~20:00) 営業時間 月~土 10:00~17:00(完全予約制) 定休日 第一土、日祝 (ほかに不定休あり) 当店facebookはこちら http://bit.ly/1TqmW8d

花粉症の知人たちが楽になった揉み方
ねこやの店主です。 長らくこちらを更新しませんで、誠に申し訳ございませんでした。 店主は花粉症とはとんと縁がないのですが、親戚、知人には、苦しんでいる方が多数おられます。 本当に気の毒になるほどに、目は赤くなり、お肌も荒れ、鼻はすすり上げ……。 とりあえず鼻炎だけでも軽くなれば、と、店主が慢性副鼻腔炎だったときにやったセルフケアをやってあげると、皆さん喜びます。 なのでここに書き記しておきます。 1.顔の中心線で、額の生え際から指一本上のところを、人差し指を軽く置いてお肌を揺らすように揉む。 2.両眉の間に人差し指を置いて、もにょもにょとやはり上下に揺する。 3.上記二つを交互にやって、なんか柔らかくなってきたなー、肌が動くなーと感じたら、両手の四指を額の生え際の指一本上に並ぶようにおいて、ゆさゆさと揺する。上から少しずつ額を下がっていって、眉山まで下がる。 4.額のお肌が柔らかくなった、という感じになったら、2.の場所をもう一回揺する。 5.鼻の脇、小鼻の指一本上のあたりの高さにある出っ張りに、両手の人差し指を置いて上下に揺する。 6.頭の後ろ、首との境目を両手の四指で揺する。 コツは、『力を入れない』こと。 頭の筋肉は薄い板状なんで、ぐいっと押し込んだり引っ張ったりすると、筋肉を痛めて腫れたり青あざになったりします。 あくまで、指を置いて、ゆさゆさと揺する。それだけです。 鼻が通るのは自分で確認済みだったのですが、花粉症でも楽になるらしく、知人たちはニコニコ顔でした。 頭を前後に引っ張っている筋肉を緩めて、鼻の脇の筋肉を緩めて、顔全体の体表リンパの流れをよくしてるだけなんですけどね。 お試しになられて、楽になられれば幸いです。 ほぐし処 ねこや 住所 〒277-0042 千葉県柏市逆井 4-24-36 アクセス 逆井駅より徒歩9分 電話番号 04-7113-4346(平日9:30~20:00) 営業時間 月~土 10:00~17:00(完全予約制) 定休日 第一土、日祝 (ほかに不定休あり) 当店facebookはこちら http://bit.ly/1TqmW8d