お客様に合った力加減(その2)
お客様を揉みほぐしながらお話を聞いていると、揉み方に対して、さまざまな感想をいただきます。
「痛くないのに楽になるって不思議」
「他の人が同じ場所を揉んだときは痛いけど、あなたは大丈夫だった」
「力が入っているのがわかるのに、なぜか痛くない」
自分のやり方がお体に合ったのだ、とほっとします。
しかし、同時に、なぜ他の方のやり方は痛いのか、と考えます。
リラクゼーションは、筋肉を揉みほぐすことで身体にリラックスを与えます。
しかし、揉みほぐす、という言葉を字面通りに実行すると、お客様に痛みを与えることが多くなります。
筋肉は繊維の束です。しかも、部位毎に形が決まっています。それを力任せに捏ね回しても、筋組織に沿ってなければ痛いだけ。
緊張して縮んでいる筋肉には、ただ力を入れるよりも、筋肉全体を揺すったり、筋肉の端っこを和らげてあげたほうが、リラックスすることが多いです。
つらさを感じている場所は、周りを触ってみてから、先にほぐすか後にするか決めます。
なぜなら、周囲から引っ張られてつらくなっている場合は、その場をほぐそうと外部から力を与えるほど、つらさが増すからです。
以上が、店主の実感です。
他のセラピストさんたちが、どう考えてお客様を揉んでらっしゃるのか、気になる昨今です。
ほぐし処 ねこや
住所 〒277-0042
千葉県柏市逆井 4-24-36
アクセス 逆井駅より徒歩9分
電話番号 04-7113-4346(平日9:30~20:00)
営業時間 月~土 10:00~16:00(完全予約制)
定休日 第一土、日祝 (ほかに不定休あり)
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