お客様に合った力加減(その2)

お客様を揉みほぐしながらお話を聞いていると、揉み方に対して、さまざまな感想をいただきます。

「痛くないのに楽になるって不思議」

「他の人が同じ場所を揉んだときは痛いけど、あなたは大丈夫だった」

「力が入っているのがわかるのに、なぜか痛くない」

自分のやり方がお体に合ったのだ、とほっとします。

しかし、同時に、なぜ他の方のやり方は痛いのか、と考えます。

 

リラクゼーションは、筋肉を揉みほぐすことで身体にリラックスを与えます。

しかし、揉みほぐす、という言葉を字面通りに実行すると、お客様に痛みを与えることが多くなります。

筋肉は繊維の束です。しかも、部位毎に形が決まっています。それを力任せに捏ね回しても、筋組織に沿ってなければ痛いだけ。

緊張して縮んでいる筋肉には、ただ力を入れるよりも、筋肉全体を揺すったり、筋肉の端っこを和らげてあげたほうが、リラックスすることが多いです。

つらさを感じている場所は、周りを触ってみてから、先にほぐすか後にするか決めます。

なぜなら、周囲から引っ張られてつらくなっている場合は、その場をほぐそうと外部から力を与えるほど、つらさが増すからです。

以上が、店主の実感です。

 

他のセラピストさんたちが、どう考えてお客様を揉んでらっしゃるのか、気になる昨今です。

 

 

ほぐし処 ねこや

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