漢方、柑橘を余さず使う

ねこやあるじ、こと、西田でございます。

こたつにミカン、そして足元には猫。

手が黄色くなるまでミカンを食べた、という人もいらっしゃるかと。

 

陳皮だけじゃない

ミカンの皮を干したものを、漢方では**陳皮(ちんぴ)・橘皮(きっぴ)**と呼ばれ、生薬として使われているのは、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

実は、ミカン(というか柑橘類)は、他のところも生薬として使われております。

葉(橘葉)、種(橘核)は、ああそうだよねと言えるのですが、まさかの内袋についている網の目状の筋(維管束)まで生薬として使うとは、あるじも学ぶまで知りませんでした。

維管束の生薬名は橘絡(きっらく)というそうです。

 

未熟な果実も

未熟な果実の皮も、青皮(せいひ)と呼ばれ、陳皮とは違う効能で使われます。

陳皮は身体を温め乾燥させますが、青皮は固まっているものを押し流すという荒っぽい役割を期待されます。

 

化橘紅という別枠

そして、さらなる別枠もあります。

化橘紅と呼ばれる生薬は、化州という土地で取れる、表面に産毛が生えた文旦の一種の皮、または未成熟果実です。

南の高麗人参とも呼ばれ、風邪による咳やのどの痛み、痰を落ち着ける作用があります。

また、気の巡りをよくして、消化器系の働きを助ける作用もあります。

陳皮を強化したような作用ですね。

 

注意点

共通して注意しなければいけないのは、柑橘の皮系生薬は身体を温めて乾燥させますので、身体の内側に熱を持っている方(実熱といいます)や、水分が不足気味の方は、お使いになられる際には慎重に。

お茶として、水分と一緒に摂るのがお勧めです。

 

冬にミカンは正義

寒い時に流行る風邪に対抗できる、柑橘系生薬。

そう考えると、「冬にミカンは正義」は、故なきことではなかったのですねー。

 


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