実は柚子も生薬です
急に寒くなりました、体調はいかがですか?
まだまだ柚子の加工が終わらない、ねこやあるじ・西田でございます。
柚子の加工作業は続く
ジャムが保温鍋で出来るとはいえ、材料を入れて沸騰するまでは、まとまった時間が必要です。
ましてや、皮をむいて果実だけにする作業は、店をやりながらだとなかなか時間がとれません。
昨日話していた加工待ち柚子は、ジップロックに入れまして、野菜室へ。一時、加工をお待ちいただくことにしました。
これで、二週間程度は香りが飛びきらずにすむようです。
(本気で保存するものは、軽く洗って水気を取って、一つ一つをラップで包んで冷凍しております)
ということで、本日も柚子の話です。
柚子も生薬の一種
先日、ミルラが漢方で使われる生薬の「没薬」であることを書かせていただきました。
実は、柚子も生薬の一種です。
橘皮(きっぴ)・陳皮(ちんぴ)
ミカン類の皮を干したものを**橘皮(きっぴ)**といいます。**陳皮(ちんぴ)**の呼び名のほうが有名かもしれません。
(似たような名前で**橙子皮(とうしひ)**が柚子の皮だといわれますが、実際にはこちらはダイダイ(実が生っても落ちないので柚子ではない)の皮で、別種のようです。)
理気薬としての柚子
理気薬という分類で、**気(科学変化や物理変化を起こすエネルギーの類)を整える「理気」**の効能があります。
具体的には:
- イライラ感を抑える
- 吐き気やげっぷ等のエネルギー不調によるふだんはない動きを落ち着ける
- 体を温める作用
- **燥湿(湿気が多い状態を乾燥させる)**の効能で、熱を出していない水分過多(胸が苦しい、腹部の膨満感等)を落ち着ける
今のストレス社会にはピッタリです。
葛飾北斎も柚子で中風を治した!?
江戸時代には、葛飾北斎が柚子を煮込んだ薬を自作して、中風(脳卒中)を治したとか。
(出典:太田記念美術館)
作成法をみていると……この頃、私がやっている作業とよく似ています。
北斎先生の柚子薬
日本酒を入れた柚子ジャムのようなものをつくって、白湯(何も入れていないお湯)に溶かして一日二回飲んでいたそうです。
結果、中風はきれいさっぱり後遺症無しで完治!
柑橘類はタンパク質の凝固を妨げる働きがある(ゼラチンだけでミカンゼリーは作れない)ので、もしかすると、と、思わせてくれます。
私も試してみようかな
柚子ジャムは二年分ぐらいあるので、私の後頭部のどでかタンコブが緩んでくれるか、試してみようか、という気分になる、北斎先生の柚子薬でした。
ねこやの温活メニュー、ご期待ください
そんな柚子皮をつかったフットバスと、ミルラを配合したオイルによる足つぼを組み合わせた**「ねこやの温活メニュー」**。
どうぞご期待くださいませ。
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ほぐし処 ねこや
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