つくねという毛玉の話(店主の日常)

 

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店主です。

今日は、しけっぽい話になります。

 

最初の猫は先日書かせていただいた実家のチャーですが、最初の毛玉(猫になりきってない小さい子)は、昨年の秋が初めてでした。

お尻のお世話をされながら、ぺろりと舌をだしてる(鼻の頭を舐め取った瞬間を激写!)、この写真の子です。

 

つくね串焼きの箱に入っていた毛玉の子を、保育士のお子様が連れ帰ってきました。

命名は単純に、箱にかかれていた『つくね』。

 

真っ白かとおもいきや、尻尾だけが黒と灰の縞模様。

愛嬌があって、なにもかもが可愛い子。

「”お”もしろくない猫」とか冗談を言いながら、みんなでかわるがわる世話をしてました。

小さいながら狩りの練習やよじ登りも始めていました。

ただ、獣医さんは「ミルクを沢山飲んでいるのにちっとも体重が増えない」と、大変心配しておりました。

 

つくねは、だんだん便がでなくなり、元気がなくなってしまいました。

そして、三日とあけずに獣医さんに通うようになりました。

同時期に父が危篤になり、私は後ろ髪を引かれながら北海道へ。

父の容態が落ち着いてほっとしたときに、保育士から、つくねが危ないとメールが来ました。

 

急いで帰った翌日、つくねは獣医さんに行く途中、息を引き取りました。

それからしばらくは思考がまとまらず、どこか上の空でした。

 

今までお別れした犬や猫は、長い天寿を全うした子ばかりで、納得して見送っておりました。

つくねは、あまりに早い別れでした。今でも思い出すと涙がでます。

もうすぐ一年。お別れした日が、またやってきます。

 

だれからか聞いた話ですが、「猫は気に入った家には、毛皮を着替えてまたやってくる」と。

着替えて来てくれると、うれしいな。

 

 

ほぐし処 ねこや

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